遠距離ポスター

どこかで君も今 頑張っているのだろう

秋公演『メアリー・ジェーン』DVD 感想〈前編〉

※この記事は架空のDVDの話をしてます!嘘とネタバレしかないのでご注意ください!

 

 

 

 

みんな集まれ〜!!!

DVDが出たよーーー!!!!!

 

 

お久しぶりです、こんにちは!今このブログを書いてるのは5月12日です。このブログを読みにきて頂いた方にはお分かりかと思いますが…………

ユニヴェール歌劇学校クォーツ秋公演

『メアリー・ジェーン』DVDの発売日です〜!!!!

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おめでとう&ありがとうございます〜!!!!!


まさか!こんな日が来るなんて………………!

ユニヴェール運営には色々言いたいことがありましたがもう全部チャラです。ありがとうユニヴェール😭😭😭!!!

新人公演を控えたこの時期にとんだ爆弾ですよ…………。ていうか、秋公演が映像化するってことは冬公演もユニヴェール公演も期待していいってことですよね!?シシアとクロウリーが何回でも見れるなんて幸せすぎる……。あっでも秋公演からって中途半端だしさらに遡って去年の新人公演から売るわけにはいかないですか(強欲)…………?夏休みあたりで辞めちゃった子何人かいるのでそれは難しいですかね…。

 

キャプチャ画像を引用元を載せればOKということなので喜んで貼らせて頂きます☺️ユニヴェール急に規制緩めすぎでは!?と思ったんですけど、やっぱり今年度運営理事の人事交代があったの関係あるんですかね……。トップ3人がごっそり抜けて玉阪歌劇に動いたのが原因でしょうか。

 

ユニヴェールが当代派閥と理事会派閥でバチってるのは水面下でずっと言われてますけど、メディア露出が増えるなら私は当代派です笑!一昨年から公式インスタとか公式ツイッターが稼働し始めたのも当代のおかげですよね?多分。

当代がクォーツにスペオキがいるから贔屓しすぎって理事会派閥から言われてるのも知ってるんですけど、私はそんなことはないと思ってるので😌!これからの当代の改革(あるか分かんないけど)に期待してます。

頼んだよ~秋吏~~!!!次はぜひ配信のお恵みを!

 

  • 製品情報

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初回限定版 Blu-ray 8000円/DVD 6500円

通常版   Blu-ray 7000円/DVD 5500円

4形態での販売です。

初回限定版は予約売り切れだったので店頭でももう売ってないみたいです。メルカリとかにすごい高額で出品されてしまっているので、再受注販売あるといいですね…………。転売・ダメ・ゼッタイ!

 

収録内容は結構盛り沢山でなのでスクショ貼らせてもらいます。

まずは初回限定版↓

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ジャケットまじで最高ですね…………!メインビジュアルそのままかと思ってたらまさかの撮り下ろしだったのでジャケ写解禁したときひっくり返りました。メアリーのドアップやばい!このレベルの接写なんてものともしない更文くんの顔面力すごいです。炎の奥にいるかりうどコンビも素敵。

 

ブックレットは全64Pでかなり分厚いものでした!稽古中の写真からクォーツ生同士で取り合いっこしたもの、自撮りや舞台写真など盛り沢山です。特に世長くんと立花くんの仲良しショットや白田くんの歌練習隠し撮り(by根地くん)がお気に入りです可愛い~~~!あと、鳳くんのSnow自撮り……。うさ耳京士可愛すぎる……。多分織巻くんにやらされたっぽいですけど(隣に織巻くんとの写真もあったので)たまにインスタとかでも見られる通り結構ノリが良いんですかね!かわいかったです! DISCの表面のロゴもかっこいいです。

 


通常版はこちら↓

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ジャケットはこれまた撮り下ろしのビジュアルですね!荘厳な教会にたたずむゴーストたちが最高にカッコいいです。ポスターは公演ポスターにも使われていたメインビジュアルと同じです。

 

  • 店舗特典

これにプラス、店舗特典もありました!至れり尽くせりですね……!通常版にはまだ特典付くみたいなので各店舗のオンラインストアから見てみてください。以下特典内容とURLです!

 

今回は奮発して4種集めましたが毎回はキツイかな…………。お財布と相談しながらやっていきたいです。
シリアル動画は全部共通なので、他クラスのDVDは取り敢えず初回だけ買いました。またそちらの感想も書きたいと思います。

 

 

  • 本編映像

秋公演はチケットが取れなかったので本編初見です!DVDだと見返せるので長々とあらすじを書いてみたのですが、私の説明では足りない所あると思うのでぜひお手元のDVDを一緒に見ながら読んでください〜!番号が振ってあるのはそのままDVD内のチャプタータイトルです。

レコード会社は玉阪歌劇の公演DVDとは違ってU Stormとなっていました。新しく設立された子会社のようです。U Stormさん、末長くよろしくお願いします…………!最初に流れるレーベル名の音量が大きいので見るときは注意してください!

本編始まりです↓

 

①ここはカクリヨ島

 嵐の海で島を目指す一隻の船が座礁してしまう。何人もの人を乗せた船はそのまま沈没してしまう。

②ドールマンは嫌われ者

 場面は変わって港町、沢山の人が暮らしている。そこに人形を詰めたカゴを持ったドールマン=メアリー・ジェーン(高科更文)が訪れ人形を売ろうとするが、島の人々は彼女を避ける。

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 そんなドールマンの前に現れたのは双子の少年シャルル(立花希佐)とフィガロ(世長創司郎)。2人はドールマンは死体を使って人形を作っているらしいという噂を聞いていた。ドールマンは2人に近づき握手を求めるが、2人は握手は自分たちのクニでは殺し合いの合図なのだと言い、それに応じず離れていく。

冒頭乗客のジャンヌの子の悲鳴がめちゃくちゃ綺麗な高音で驚きました…後で誰かチェックします!

そしてメアリー・ジェーンの登場。はい、高科更文のビジュアルが大優勝〜!!ポスターやジャケット写真の美しさもすごいのに動いてるとさらにかわいいって何…?ナレーションの声も素敵。メアリー声までかわいいよ~!!

そこに現れたシャルルとフィガロはかっこよすぎます。立花くんと世長くんはビジュアルも対象的になっていて双子感めっちゃ出てますね。軍服っぽい衣装ドンピシャ好みです!!!嘗め回すように画面見ちゃいました笑。動きもピッタリで歩くときに出す手足の順番まで一緒でかわいい。

そんで立花くんの高笑いやばいですね…………!鳥肌たちました。これ生で観たらもっとすごかったんだろうな……。夏の向井とはまた違ってガッツリ悪役感のある悪役?なのがすごい!

なんというか、立花継希を思い出しました……。私は3回しか生で継希様の舞台を観たことがないのですが、継希様の演技本当に目に焼き付いて消えないんですよね。

上手からメアリーに一直線に駆け寄っていって目の前でキレッキレのダンスするシャルルも可愛かった笑!メアリーのびっくりする演技も良かったですね~。更文くんの驚く顔が新鮮な感じでした。

 

③私は人形師

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メアリーは家に帰ると人形が売れなかったことや、島の人に腐った食べ物を売られたことを悲しみつつも人形を作り始める。夜になって完成した人形に仕上げにメアリーは自分の髪の毛を入れ、どこかへ出かける準備をするのだった。

④ゴーストの教会

教会ではウシノコ(根地黒門)、ハチポチ(織巻寿々)、シスターゴースト(白田美ツ騎)、ブクロー(鳳京士)らのゴースト達が毎晩楽しくパーティをしている。メアリーはそれを影から眺め、仲間に入りたいと願う。

港で1人、寂しいと思い悩むメアリーは何かに足を引っ掛け転んでしまう。それは人間の踵だった。海岸には死体と漂流物が大量に落ちていた。メアリーは島の人が噂している通りに死体で人形を作ってみようと考え楽しそうに死体を集め、作業場で人形作りを始める。

⑤初めてのおともだち

メアリーが出来上がった人形にジェイコブと名付け友達になりたいと願うと、死体は島のまじないによってゴーストにかわった。

♪『なまえのないともだち』(歌唱・ダンス 高科 睦実)

ジェイコブとメアリーはゴースト達のパーティへ出かける。

メアリーたちが仲間に入りたいと告げるとゴースト達もそれを歓迎し、朝までパーティを楽しんだ。家に帰ったメアリーが握手を忘れていたとジェイコブに言うが、ジェイコブはそれは殺し合いの合図だからと言って代わりにハグをする。

「ただいま、おうち!」って言うシーン変わって最初の更文くん可愛かったですね!ここからはもう高科更文フルスロットルって感じ!両手に持ったキノコ(椎茸?)をかじるシーンもハムスターみたいでかわいかったです。私も晩御飯にキノコかじったら高科更文みたいになれますか......?

メアリー・ジェーンって話し方もめちゃくちゃ女性らしい訳じゃないしいつもより胸とかも盛ってないのに、可愛らしくてどこか少女感があるというか。更文くん身長178くらいあるけど。演技までこんなすごいなんて……さすが天才アルジャンヌ。髪の毛を人形に入れるシーンとかでは妖艶さみたいなものがしっかり顔を出してくるのはさすが3年生といった感じですね。

ゴースト達のメイクもかわいい!長くなるので個人のビジュアルについては後述します!教会でのパーティは本当に楽しそうです。ハチポチのおなかをなでるシスターゴースト聖母じゃないですか?白田くんがニコニコしてるの本当にかわいい〜。ここのブクローの『神様、生き様、お坊様』好きです。お坊様て笑。

人間の踵を持って微笑むメアリーの姿はゾクっとしました。『お月様から私へのプレゼント?』のところとか特に、純粋ゆえの怖さみたいな。更文くんの笑顔が美しいのも怖さ3割増しです。暗転が明けた舞台上に死体役のクォーツ生とマネキン?のパーツがゴロゴロしてるのも怖かったです。一人すごい体勢の子いたけどあれ誰なんだろう……。

『なまえのないともだち』はゆったりとしてるのに熱っぽい素敵なダンスでした。メアリーがジェイコブを操っている不思議な雰囲気が良かったですね。まさかこれがAjとJaのフミカイペアで見られるユニヴェール最後のペアダンスになるなんて誰も思ってなかったと思いますが……。

メアリーとジェイコブを歓迎してくれるゴースト達もかわいいです。『おかし!?』ってウシノコに飛びつくハチポチが、立ち上がると予想以上に大きくて面白かったです笑。そうだよね、根地くんと織巻くん身長差15cmくらいあるよね。マジで織巻くんのわんこ感(大型犬)すごい🐶。メアリーの首元にすり寄って匂いを嗅ぐハチポチもかわいかった。あれをいやらしくなく演じられるの織巻くんの才能じゃない?いや逆にセクシーな気もしてきたけど……。

 ていうか『私がママになってあげる』とか『僕のママ』とか、ヤバくない?マ、ママ………………。やめろ!相手は18歳だぞ!!!🚓🚨🚨

 

⑥ほうもんしゃ

メアリーとジェイコブの家を朝から誰かが訪ねる。ジェイコブが隠れた後ドアを開けるとそれはシャルルとフィガロの二人組だった。2人はメアリーと友達になりに来たのだと告げ、人形を貰い島の人たちのところへ誘う。

港町に着くとシャルルとフィガロは、メアリーの人形は島の外なら銀貨2枚で売れると宣伝する。島の人々は次々にメアリーと握手し自身に似た姿の人形を受け取っていった。

人形が売り切れた後、メアリーがどうして親切にしてくれるのかと尋ねるとフィガロは同じ人間だからと答える。2人はこれは友情の握手だと言いメアリーと握手する。メアリーはその手が温かいことに驚く。

家に帰ったメアリーにパーティへ行こうとジェイコブが誘うが、メアリーはそれを断る。

⑦にんげん?ゴースト?

別の日、港町で人形を売り捌くが浮かない顔をするメアリー。そんな彼女をシャルルとフィガロは散歩に誘う。港でメアリーが島の人は自分を見ておらず胸が苦しいと述べると、フィガロは一緒に島を出ようと提案する。メアリーは外の世界へと思いを馳せる。

1人教会のゴースト達の所を訪れるジェイコブ。人間であるメアリーに自分はいらなくなるのかともの思いに耽っていると遠くの海に大きな船を見つける。

港町では人々が自分に似た人形を見つめ顔を覆っている。島の様子がおかしい事に気がついたシャルルとフィガロは動きを早めねば、と相談する。

メアリーが家に帰るとジェイコブはソファーで眠っていた。冷たい頬に触れ、メアリーは外の世界に興味はあるが、自分の居場所はここだと考える。

シャルルとフィガロ胡散くさい〜!特にフィガロ!敬語口調だからですかね。フィガロの後ろからぴょこって出てくるシャルルかわいい。シルエットは同じだけど立花くんのほうが一回り小さいので弟っぽいのに、実はシャルルのほうが兄なのイイですね。でもフィガロの笑顔怖いよ、、。

メアリーと握手するフィガロ、左手で握手してから右手でメアリーの手をすりすりしてるのが絶妙に気持ち悪くて最高でした(ごめん世長くん!ほめてます...!)。島の人が人形を買うシーンはオークションみたいになってて楽しかったです。

メアリーにパーティの誘いを断られシュンとするジェイコブ可愛い!おかしパーティー混ざりたいです。おこがましいね……。でもジェイコブめちゃくちゃかわいくない……?毛糸玉とかいじいじしてるよ!?生まれたてじゃないですかこの睦実君。バブちゃん……(全国の睦実ファンごめんなさい)。

教会で物思いにふけるジェイコブの相談に乗る?ブクローかわいかったです。いい子じゃん……。

 

⑧もえる

夕方になってメアリーが目を覚まし港町に行くと言うとジェイコブはここにいろと怖い顔をする。メアリーがフィガロに外の世界に誘われたと話すとジェイコブは話を遮りメアリーなんて嫌い、友達じゃないと叫ぶ。傷ついたメアリーは家を飛び出す。外に出ると港町が燃えていた。

燃える港町に着くと様子のおかしい島の人がメアリーに襲いかかる。シャルルが島の人を撃つとその住人は音を立てて消えていった。混乱するメアリーにシャルルはこの島の住人はメアリー以外全員がゴーストだと告げる。住人たちはメアリーの作った人形をきっかけに自身がゴーストである事を思い出してしまったのだ。

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襲いかかるゴースト達をシャルルは剣で切り裂いていく。メアリーはどうして島の人々が自分を襲うのか、どうして2人は島の人々を襲うのか教えてくれと頼む。

カクリヨ島は島で死んだ人間が全員ゴーストになるのだとフィガロは言い、島の人が老いるのを見たことがあるかとメアリーに尋ねる。メアリーは人間の姿は変わらないもので、日々変化する自分だけがおかしいのだと答える。ゴーストに認識を歪められているメアリーに2人は仲間の船で一緒に島を出ようと誘う。島にはいつのまにかゴーストを倒す聖なる火をつけた松明を持った人々がいた。シャルルとフィガロは自分たちはゴーストを狩る『かりうど』で船が嵐で沈んだため仕事が遅れたが、これから教会のゴーストも倒すと告げる。再度メアリーに島を出ようと言うがメアリーはゴースト達が好きだから見逃して帰ってくれと答える。

フィガロがメアリーを剣の持ち手で殴り倒し、メアリーをクニに連行し磔にすると言う。メアリーがジェイコブを作るのに使ったのは2人の仲間の死体だったのだ。メアリーは動かない死体を愛せるのにどうして生きているゴーストに情をかけられないのかと聞く。シャルルはメアリーを殴り気絶させる。

メアリーの家ではジェイコブがメアリーを傷つけたことを悔いていた。そこに訪れたシスターゴーストは港町が燃えていることを教えて逃げようと誘う。

メアリー以外全員ゴーストで、メアリーはそれに気が付いていないっていうのはめちゃくちゃ驚きました…………!秋公演終わった後レポ漁ったはずなのに完全に話が頭から抜け落ちてました笑。DVDを新鮮に楽しめたので逆に良かったかもしれないです。

だから島の人々のメイクとかあんなに青白かったのか……。港町なのに漁師さんとかも全然日焼けしてないけど、みんなだしそういう世界観なのかなって思ってました。うわ~よく考えなくてもわかるヒントめちゃめちゃたくさんありますね!?メアリーの『食べ物が好きなんて変わっているね』とか『この島にはお墓なんか一つもない』とか『島の誰よりも人間らしいのがいい』とか!

ネタバレ全部忘れてた上にセリフ聴いても気が付かなかった自分のアホさに驚きました。もう一回最初からセリフ注目して見てみよう!!ジェイコブに使った死体がシャルル達の仲間だから、ジェイコブは握手は殺し合いの合図って知ってたんですね!うわ〜綺麗な回収!

島の人をバンバン殺しまくるかりうどコンビ最高ですね!笑顔で目がいっちゃってる感じ刺さった人絶対いますよね!?立花くんも世長くんも普段は大人しめなのにフィガシャルのこれはずるいです...!ギャップで死人が出ます。マントで血みどろになってるであろう剣をぬぐうフィガロのシーンエンリピです。フィガロフィガロの衣装にマントつけた人に金一封送りたい。あ、衣装案って今回も根地くんですか.....?天才が過ぎるよ~ありがとうございます…。

あと二人ともドールマンを殴るフリが上手すぎてハラハラしました。受ける側の更文くんも上手なんだろうな。倒れ方が勢いあるのにすごく自然でした。殴った後のフィガロ、声がそこまでと全然違って本当にすごかったです。世長くんの演技の底が見えない……。マジで生で観たかった秋公演……。

『動かない死体が愛せるなら~』からのメアリーのシーンは何が悪いかあまり分かっていない様子に正直ゾッとしました。ゴーストに優しいところはメアリーの大きな魅力だけど、シャルル達が激昂するのも仕方がないと思ってしまいましたね。

 

⑨ジェイコブを助け出せ

メアリーが目を覚ますと真っ暗な場所に閉じ込められていた。そこにやってきたのはハチポチとウシノコ。ジェイコブ達のいる教会には聖水が撒かれ命が危ないらしい。 

港町は炎が広がり逃げ惑う人々の叫び声とそれを阻む銃声で地獄の様相だった。メアリーは聖水を打ち消すものを思いついた。

ゴースト達が力付きかけていた時、メアリーが汚泥を投げつけゴーストを助ける。メアリーとジェイコブは再会を喜ぶがシャルルは銃を構える。ゴースト達とメアリーは逃げていく。

♪『ハレル・ア 〜友よ、わが神の名を叫べ〜』

(歌唱:立花 高科 世長   

   ダンス:立花 高科 世長 織巻 根地 白田)

後半からはもうハチポチとブクローだけが癒しです。ハチポチの鳴き声かわいい。この後の遠吠え?はさすが織巻くんの声量でした!島の人達と狩人の戦いは正に「狂気」といった感じで照明も真っ赤、逃げ惑うアンサンブルの動きもおどろおどろしかったです。

メアリーとジェイコブの再開シーンは良かった...となるしほほえましいのですが、どうしても狩人側の気持ちが気になってしまって……。シャルルが各パーツの元の持ち主の名前を呼ぶところで本当に辛くなりました。『心は「かりうど」、俺たちの仲間だ!』っていうセリフ、この公演全体を通して一番心に残ってるかもしれないです。

『ハレル・ア』は人間3人が歌唱で、ゴーストたちはお立ち台?の上でバックダンサーです。このシーンも引き続き街が燃え盛っているので照明が真っ赤なままで、歌う姿の迫力が怖いくらいでした。更文くんわやしげな歌い方が上手すぎると思いました。あと、立花くんの高音と世長くんの低音の相性が良すぎてこの二人のデュエットもっと聞きたい~!ってなりました。世長くんの歌声話すときも低くてかっこいいです。

 

森に逃げこむが追っ手はそこまで来ている。ウシノコが10秒後2人は落とし穴に落ちると叫ぶとフィガロとシャルルは足を止める。しかしこれはウシノコがとっさに付いた嘘だった。

ここのウシノコ、めちゃくちゃ頼れるゴースト達のリーダーだった…………!みんなが万事休すと思った苦しい瞬間にどセンターで「10秒後の予言を致しましょう!」って声を張り上げる姿が、そこまでの飄々としたウシノコとのギャップで本当に輝いていました!てかウシノコいつもの根地くんより声が低くてかっこいいですよね!!あんなダンディなしゃべり方の役の根地くん初めて見ました!その後のふふんと言う様なドヤ顔もめちゃめちゃ良かったです。ウシノコかっこいい!

 

⑩うみをめざせ

港にたどり着いたメアリー達。フィガロとシャルルはメアリーを狙うが、間一髪の所でブクローがメアリーを庇い、ブクローとシャルルは海に落ちてしまった。f:id:mik_0809388:20210408030629j:image

シャルルを失った事に激昂したフィガロが剣を振るい襲いかかる。しかしメアリーの作った人形達がフィガロに纏わりつき邪魔をする。メアリーは人形達に謝りお礼を言いながら逃げていく。

船に乗り込んだメアリーとゴースト達。メアリーが聖書や燭台を海に捨てると、その下には死んだはずのブクローがいた。

港には水に濡れたシャルルが現れる。2人は助かって良かった、それにしても酷い顔をしていると互いに言い合う。

船ではメアリーとゴースト達が楽しくパーティを開いていた。

♪『!!!ゴーストパーティ!!!』

(歌唱:高科 睦実 根地 白田 織巻)

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(終わり)

 

ブクローーーーーーーーーー!!!!!ブクローとシャルルの掴み合いやば!!!

ブクローの過去編ないですか……根地くん...。鳳くんはガタイが良いのでそれに比べるとシャルルはめちゃめちゃ華奢に見えるけど、立花くんの迫力も半端なかったですね……。全然ブクローに負けてないように見えました。

シャルルがやられた後のフィガロの演技、本当に凄かったです…………。文章では表せないです。もう言われ尽くしてるとは思いますが世長くんの絶叫が凄まじくて。夢に出てきそう.....。秋で生まれ変わったとは聞いてたけどまさかこんな世長くんは想像できていなかったです。まさかあのかわいいカンナちゃんがこんな事になるなんて…生で見たかった………………。

殺陣もめちゃくちゃ上手とかではない?けど、なんていうか一振り一振りの重さがそれまでのシーンとこのシーンでは全く違って。気持ちの乗り方が違うのかな。世長くんマジでヤバい……天才を見ました……。

シャルルの再登場すごく驚いたんですけど、これってこの島で死んだからゴーストになってるって事でいいんですよね…………?えっフィガロは?青魚の腹のような肌って言われてたけど。ちょっと他の方の考察読み漁ってきます…!あと2人はいつメアリーがゴーストを作ったって気づいたのかも気になります。

ゴーストになってしまった彼らはもう元仲間のかりうど達に狩られてしまうのかもしれないし、シスターゴーストが聖別された武器にやられると神も悪魔もいない所へ送られてしまうって言っていたしそうなっちゃうのかな。2人がカクリヨ島でのんびり暮らし続ける未来とかないですかね…ないか……。

エンディングに歌を歌って終わりというのも良かったです!どうしても私はフィガロとシャルルの仲間の死体を弄ばれたっていう方に同情してしまっていたのですが、エンディングを聴いているとなんだかハッピーエンドみたいに思えてくるので面白いです。

歌はもう根地くんの声が最高で............!!!!あの高らかに呪文みたいなのを歌い上げるウシノコ超良かったです!!!!あ、でも一つ気になるのが、袋かぶってて分からなかったんですけど鳳くん歌ってました!?聞き分け出来なかったので歌唱メンバーには書かなかったけど歌ってますか??有識者の方教えてください…。

 

  •  各登場人物について

メアリー・ジェーン(Aj)

やっぱり高科更文、凄かった。冒頭喋り始めた時に、今までのジャンヌの声とも直近2つのジャックの声の出し方とも違って驚きました。声も高めで喋り方も結構個性的なのに、歌唱パートも含めて最後まで安定感がありました。

メアリー自体は分からないキャラクターだったな、という感じ。純粋だけど怖い子どもっていう雰囲気は最初から最後までありました。オーメンのダミアンみたいな?違うな。なんかホラー映画に出てくるサイコパスみたいな……。優しさとこわさが両立してるみたいな……。人形たちはたくさんいるけど、両親も友達もいなくて寂しかったんだろうな。常識もゴーストにゆがめられてきたわけで。何歳くらいの設定なのかがとても気になります。私は一番に恐怖を感じちゃったけど、それでも魅力的だしかわいいんだよねメアリー・ジェーン。なんなんだ〜。考察読みます……。

 

ジェイコブ(Ja)

 バブ!!!!!!!!!!!!👶👶👶👶

ごめんなさい笑!でも今回の睦実君かわいすぎました!!あの情緒の育ってない人間1年生みたいな感じが……いやゴースト1年生ですかね?睦実君って本当可能性無限大ですね……。ジェイコブのメアリーを見る眼差しが愛に溢れすぎて苦しかったです。観客には向けない視線をママにだけ送っていました。やっぱりダンスと歌唱シーンも含めてフミカイペアの安定感というか、この二人なら魅せてくれるぞ!って感じ半端ないですね!それぞれ新しいステージに進んだっていうのは散々言われてるとは思いますが、それでも何度だってフミカイペアが見たいって思ってるファンは私以外にもたくさんいるんじゃないでしょうか。

睦実君は髪型で結構ガラッと印象が変わるなあと改めて思いました。外はね七三スタイルもカッコいいですね。

 

シャルル(J) 

立花くんはお顔も綺麗で高めの声も涼やかで素敵!と思っていたんですけど、シャルルはものすごく悪い表情と人をなめ腐ったような声を出し惜しみなく披露していて驚きました。煽りスキルが高すぎる!あの高笑い本当にすごかったですね.....。身のこなしも軽くてぴょんぴょんしてるのが可愛かったです。立花君のジャンプ力すごい笑。でもブクローとのシーンはすごい迫力でどこにそんな力が.....?と思いました。実際にパワーがあっても、そう見せているだけでもどっちにしろすごいです。

ビジュアルに関しては昨年度の立花くんの役の中で一番好みかもしれないです!左側を切りそろえたアシメヘアと斜め被りの帽子が超好きです。秋公演は全体的にレザー生地が多いみたいで重厚感があって最高ですね!

 

フィガロ(J)

秋公演の世長はヤバいって散々聞いてたけどまさかこれほどとは.....!え!本当にカンナちゃん演じてたのと同じ人ですか??私は正直新人公演の世長くんはあまり印象に残っておらず初々しくてかわいいなくらいの感想しか持ってなくて。カンナちゃんもビジュは好みだけどそれくらいで、間が空いて冬公演のフギオーで度肝抜かれたんですよね。その間にはこんな世長くんがいたのか……!!!私が聞いただけでも秋公演で世長くんに落ちた人めちゃくちゃいたんですけど、そりゃこんなすごいの見たら落ちるよ……。

衣装はさっきも書きましたがマントが本当に最高で!足首まである長さの切りっぱなしのマント、フィガロに似合い過ぎてました。フギオーとかイザクもそうなんですけど、世長くん意外と背が高いのでボリュームのある衣装も着こなせちゃうんですね。フィガロ、個人的に秋公演のMVPだと思いました。

 

ウシノコ(J)

ウシノコのビジュアルすっごく好みです…………。まず囲み目メイク(ガチの)。ここ一年の根地くんは新人公演・夏公演は完全に目が隠れてて、冬・ユニヴェール公演は片目隠しなんだけど、ウシノコはそのどちらとも違ってまたいいですね。髪型は外ハネなんですけど謎の後れ毛的な束があるのもかわいい。金刺繍入ってるマント?は裏地まですごくしっかりしていて驚きました。

ユニヴェールの衣装って一公演しかないのにめちゃくちゃ豪華なんですよね。私がちょっとだけ追ってる他界隈の推しくんなんていつもペラペラの布一枚ですよ.....。やっぱりユニヴェールは資金力が違います。衣装展示とかしてほしいな~。以前何度か玉阪市のイベントごとの時に展示されてましたがもったいないので常設でやってくれないかな、と思っています。

ハーフパンツ+黒タイツも赤レザーの手袋も全部好きです......靴もかわいかった。

ビジュアルはこの通り大好きなのですが、ウシノコの演技でもまた新しい根地くんを見ることができた気がしました。低音ボイスまた聴きたいです😏😏!

ウシノコは件(くだん)という妖怪が元になっているようです。

生まれて数日で死ぬが、その間に作物の豊凶や流行病、旱魃、戦争など重大なことに関して様々な予言をし、それは間違いなく起こる、とされている。別の伝承では、必ず当たる予言をするが予言してたちどころに死ぬ、とする話もある。〈中略〉また歴史に残る大凶事の前兆として生まれ、数々の予言をし、凶事が終われば死ぬ、とする説もある。(Wikipediaより引用)

なるほど、えっなんかハードな設定……。ウシノコは予言しまくりだったけど死なないのはもうゴーストだからってことかな?

 

シスターゴースト(Jan)

え〜めちゃめちゃかわいい!!私ロングの子すっごい好きなので……😭白田くん今までこの髪型やってないよね!?好き〜!ハチポチとブクローの一歩後ろにいることが多くて(全景だとさらによく分かります)、騒ぐ二人にほほえみを向けている姿がマジで聖母でした。

今回は目立つ演技のシーンはそんなに多くなかったですが、教会のパーティーに場面が移るときは毎回シスターゴーストが歌っていて印象的でした。讃美歌みたいな曲を胸の前でお祈りのポーズをしながら歌う白田くん、大変美しかったです。「ああ、神様!」という何度も繰り返されるセリフも毎回言い方が違ったりして見比べると楽しいですね。

 

ハチポチ(J)

わんこ織巻くんめっちゃかわいかった🐶🐶🐶!!似合う〜!!本当に人懐っこい大型犬って感じでした!舞台袖から4足歩行で走ってくるハチポチも客席後方の扉から登場して遠吠えするハチポチも最高でした。吠えながら舞台にダッシュするハチポチに目線集まりすぎて他のゴーストたちが横の通路通るところ見てなかったっていうレポめちゃくちゃ好きです。この二ヶ月後に冬公演でジレ見た人混乱しませんでしたか.....?

衣装はトップスが紫のタイツみたいな生地で、よく見ると筋肉がバッキバキなのがわかってちょっと笑っちゃいました。織巻くんどんどんムキムキになってない!?💪💪

 

ブクロー(J)

1番意味わかんないキャラだったけどだんだん可愛く見えてきちゃったのが不思議でした。死ななくてよかった〜😂ブクローはセリフというかずっとライム刻んでる感じでしたけどそれはそれで難しそう。同じようなリズムと勢いのセリフの中でもうれしそうとか、ちょっと悲しそうとか細かいニュアンスが伝わってきて、さすがクォーツ78期首席の表現力!と思いました。

カーテンコールのとき(後述します)に頭に被ってた袋を取った瞬間、金髪をファサッて靡かせて現れた鳳くん、マジで王子様かと思いました。えっ、やっぱり鳳くんってものすごくかっこよくないですか?背も高いし髪もサラサラで正統派イケメンって感じで。新人公演のポスターそろそろ解禁されると思うけど今度は顔見えるといいな~!

 

アンサンブル
島の民衆や教会のゴースト、かりうどの仲間など出番が多かったです。島の人々の中でも特に、77期の私の推しの大西くん、めちゃめちゃ活躍してるじゃないですか!

大西拓哉くん紹介させて下さい!

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大西くんは1年生のときの新人公演『ポート・ロイヤル』で77期の中では3番目くらいに目立つチャールズを演じていた子です〜!その後はあまりメインの役どころに食い込めていないですが、ジャックもジャンヌも演じている様で、よく通る声が特徴です。目と口がおっきいので表情も後ろの席まで伝わります!

クォーツのインスタ公式アカウントにもよく登場するあのお調子者っぽい彼ですね。あまりインスタに登場しない白田くんの写真の4分の1くらいを撮っているのは大西くんです(残りは根地くんと織巻くん)。77期の中では割と仲が良い方みたいです。

ユニヴェール名鑑によると、尊敬する先輩は演者としての根地黒門で、ジャックもジャンヌもマルチに演じられる役者になるのが目標とありました。

77期はやっぱりどうしても田中右くんと比べられてしまうので不遇の世代って言われていて、実際辞める子も多くて人数が3学年のうち1番少なくなってしまっています。それでも2年間ユニヴェールで頑張ってきた大西くん。クォーツの77期のムードメーカーっぽい彼も今年は最高学年です。今年はメインキャストの大西くんが見たいなぁと勝手に思わせてもらってます。

メアリーに最初に襲いかかった島の住人が大西くんでしたね。それ以外にもちょくちょく出てきてメアリーとの絡みもありました。

 

 

  • まとめ

いや~秋公演も最高の内容でした!この脚本かなり好きかもしれないです。演技も特に世長くんがすごかったです。でも実際に劇場で観た10分の1も伝わってないのかもしれないですよね……。DVDを見たことによって生で観られる有難みを改めて感じました。いや、DVD出してもらえるのもほんっと~~~~~に最高なんですけど、、、😂!!!

 

そういえばこの前友人に言われて気が付いたんですけど、前回までのブログとかで更文くんのこと高科更文って呼び捨てにしてました、すみません……😭

実は普段強火ユニヴェールフォロワーの友人の影響で更文様と呼ばせて頂いているのですが、文字に起こすとどうも恥ずかしくて…………。リスペクトは込めているので許して下さい……。最近更文くん呼びに強制しようとしているところです。

あと、この友人は冬公演の時にフミカイペアの解散に落ち込んでいた友人と同じ人物なんですが、その後ユニヴェール公演でアドラとレヴィのダンスが見られたのに加えて、今回秋公演が円盤化したことで大分吹っ切れたようです。今までの思い出を胸にこれからの2人が良いライバルとなることを願って玉阪歌劇での活動を応援していくと言っていました☺️えらい。

私も先日の根地黒門くんの玉阪歌劇入門に当たってという記事で書きましたが、本当にこれからも応援できるっていう幸せを忘れずに大事にしていきたいです。

 

また今度他クラスの感想書きたいんですけど、DVDが出たことによってクォーツ公演がアンバーの我死也と比べられることがまた増えたような気がします。どちらが優れているとかは、いちユニヴェールフォロワーの私には分からないけど、少なくとも私は今回のクォーツ公演が大好きです。アンバーの完成された芸術作品のような方向性とはまた違った良さがクォーツにはあるんだなと感じました。

私は我死也みたいな芸術的な脚本と、クォーツが得意なエンタメ全振り!みたいな作品、どちらか選べといわれても選べないくらい両方大好きです。つまりは根地くんの脚本のファンってことですかね😂😂!

 

めちゃくちゃ長くなってしまったので今回はこの辺で!後編に続きます〜!

後編はバックステージ映像とシリアル特典の感想です☺️🌸

 

©Sui Ishida/BROCCOLI